子宮内膜ポリープとは
子宮内膜が部分的に増殖してできる良性の病変
子宮内膜ポリープは、子宮の内側を覆う粘膜(子宮内膜)が部分的に増え、子宮の中に小さく盛り上がるようにできる病変です。大きさや数には個人差があり、ひとつだけ見つかる場合もあれば、いくつかみられることもあります。
多くの場合、すぐに治療が必要になるものではなく、状態を確認しながら経過をみていくことができます。
子宮内膜ポリープの多くは良性とされています。
まれに詳しい確認が必要になることもありますが、検査をおこないながら一つひとつ丁寧に判断していきます。
「見つかった=すぐに大きな病気」というわけではありませんので、どうぞ安心してご相談ください。
子宮内膜ポリープの種類
子宮内膜ポリープには、単発性と多発性の2種類があります。
- 単発性ポリープ(子宮内膜ポリープが1つ発生しているもの)
- 多発性ポリープ(子宮内膜ポリープが複数生じているもの)
- 腺腫性ポリープ(腺組織が異常に増殖しているもの)
- 腺筋性ポリープ(腺組織と筋組織が混在しているもの)
子宮内膜ポリープは、一般的に単発性が多いといわれていますが、不妊症でお悩みの方は、検査をしてみると多発性の子宮内膜ポリープが見つかるケースが多い傾向です。
鑑別が必要な疾患について
鑑別が大切になる理由
子宮内膜ポリープは、不正出血などの症状や検査結果が、他の子宮の病変と似ていることがあります。そのため、病変がどこにできているのか、どのような性質のものかを確認することが大切です。
多くの場合、超音波検査などで見極めることができます。
子宮頸管ポリープ
子宮頸管ポリープは、子宮の出口付近にできる良性の病変です。子宮内膜ポリープとはできる場所が異なり、診察や対応の方法も変わってきます。
比較的負担の少ない方法で対応できることが多く、必要に応じてご説明しながら進めていきます。
子宮筋腫
子宮筋腫は、子宮の筋肉の部分から発生する良性の腫瘍です。子宮内膜ポリープとは成り立ちが異なり、症状や経過にも個人差があります。
症状や大きさによっては、経過をみながら無理のない対応をおこなうことも可能です。
Q&A よくあるご質問
子宮内膜ポリープと聞いて、すぐに治療が必要ですか
多くの場合、すぐに治療が必要になるものではありません。
大きさや症状の有無、年齢や妊娠の希望などをふまえて、経過をみていくこともあります。状態に応じて、医師が丁寧にご説明しますので、安心してご相談ください。
がんの心配はありますか
子宮内膜ポリープの多くは良性です。
まれにくわしい確認が必要な場合もありますが、検査をおこないながら一つひとつ判断していきます。必要以上に不安になる必要はありません。
