アフターピルaftere
アフターピルとは
アフターピル(緊急避妊ピル)とは、性交中にコンドームが外れたり、破れたりした時など、避妊に失敗した時に妊娠を防ぐ方法です。
性交後72時間(3日)以内に黄体ホルモン(レボノスゲストレル)を1錠服用することで、排卵を遅延させたり、受精した場合でもホルモン変動により着床を防いだりすることで、妊娠する確率を低下させます。
ただし、アフターピルは100%妊娠を防ぐ方法ではありません。
妊娠する確率を低下させることができるものの、着床してしまうと避妊効果がないため、妊娠する可能性は2~3%程度残されています。
なので、より高い確率で避妊したいとお考えであれば、ピルを服用されることをおすすめします。アフターピルをお考えの方は、心斎橋の当院へお越しください。
アフターピルが必要なのはこんな時です
- コンドームを装着するなどの避妊を行わずに性交した時
- 性交中にコンドームが外れたり、破れたりした時
- 最初から装着せずに、性交の途中からコンドームを装着した時
- きちんと避妊したつもりだが、妊娠していないか不安な時
厚生労働省が唯一認可しているアフターピル「レボノスゲストレル」を採用
心斎橋の当クリニックでは、厚生労働省が唯一認可しているアフターピル「レボノスゲストレル」を採用しています。
性交後72時間(3日)以内に黄体ホルモン(レボノスゲストレル)を1錠(1.5mg)服用することで、妊娠する確率を低下させます。
アフターピルにはレボノスゲストレル以外にも、中用量ピルを服用する「ヤッペ法」もありますが、レボノスゲストレルはヤッペ法よりも吐き気などの副作用が起こりにくく、避妊効果も高いとされています。
レボノスゲストレルは問診を行った上で、特別な問題などがなければすぐに処方します。子宮・卵巣のチェックなどの内診は行いません。
アフターピルの費用(診察代・避妊指導・薬代含む)
レボノスゲストレル | 12,000円 |
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※価格は税抜表示です
アフターピルの副作用
アフターピルを服用することで、頭痛、吐き気などの軽度の副作用が発生する場合がありますが、これらは通常、24時間以内に収まりますので、過度に心配する必要はありません。
また、アフターピルが原因で不妊症になったり、後遺症が残ったりすることもありません。
体にかかる負担を抑えた状態で、妊娠する確率を低下させることが可能です。
アフターピル服用後の注意
アフターピルの服用により妊娠が防げた時、通常、次の生理は1週間から10日後程度に来るとされています。
しかし、早い方で4~5日程度で生理が始まったり、遅い方で2週間後程度に始まったりするなど、その方によって時期にばらつきが生じる場合があります。
いずれにしても、アフターピルを服用することで、生理の時期が通常よりも遅れることはほとんどないとされていますので、通常の予定日を過ぎても生理が来ない時にはすぐに心斎橋の当クリニックまでご連絡ください。
アフターピルによる避妊が成功せずに、妊娠している可能性があります。
緊急避妊後には低用量ピルの服用をおすすめします
アフターピルによって妊娠を防ぐことができた方には、普段から低用量ピルの服用を開始されることをおすすめします。
低用量ピルを服用することで、アフターピルよりも高い確率で妊娠を防ぐことが可能となりますし、月々の費用も2,600~2,900円程度です。
また、毎月来院してご購入頂かなくても、4ヶ月から半年分程度をまとめてご購入して頂くこともできます。
アフターピルは、性交72時間(3日)以内であれば妊娠する確率を低下させることが可能ですが、それでも低用量ピルの服用と比べれば妊娠する確率は高いと言えます。
アフターピル、低用量ピル、どちらも100%妊娠を防ぐ避妊方法ではありませんが、より確率の高い方法を選択されることをおすすめします。