ピルは避妊や女性の症状を緩和するなど、様々な目的で使用されます。
服用したいと思う方は少なくないかもしれませんが、実は誰でも処方が受けられる薬ではありません。例えば、35歳以上で喫煙者の方は副作用として血栓症や心筋梗塞など、深刻な病気を起こすリスクが高まるため、処方されないケースがあります。
また、妊娠中や授乳中の方、糖尿病や脂質異常症の方、さらに肝機能障害をかかえている方も望ましくありません。そして過去に心筋梗塞や血栓症にかかった事がある方に関しても、ピルの処方を受けられない場合があるのです。
ピルは、正しく服用していれば、それほど深刻な副作用を持つお薬ではありません。しかし、特定の条件に当てはまる方に関しては、重篤な副作用を起こすリスクが高まるため、服用を勧められないものです。やはり安全性を考慮し、避妊はコンドームで行うなど別の手段を考える必要があります。
また、婦人科系の疾患や症状でお悩みの場合には、ピルとは別の方法で症状の改善をご検討される形になるでしょう。
心斎橋にある当院ではピルを取り扱っています。
避妊や婦人科系の疾患の解消を希望するなど、服用の目的は人それぞれですが、あくまでも安全性を確保出来た上で処方できるものです。ご自身がピルを服用できるかどうかにうついては、まず心斎橋にある当院までご相談下さい。